ビジョン

ビジョン

愛知県美術館は、1955年に開館した愛知県文化会館美術館を前身とします。その後1992年に、都市型の複合文化施設である愛知芸術文化センターの開館にあわせ、その一部門として新たに出発しました。以来、中部圏の中核的な美術館として、美術文化の新しい展開に積極的にかかわることで、地域文化の振興と国際交流に貢献してきました。そして2026年には、愛知県陶磁美術館とともに、地方独立行政法人愛知県美術館機構を構成する美術館のひとつになりました。
開館から数十年を経た今日、社会全体、そして愛知県という地域が美術館に求める役割や機能も変化してきています。それを踏まえて私たちは、国内外の美術館、地域の学校や大学、企業など、さまざまな機関や団体と連携しながら、より創造的で多様性に富む社会の実現に寄与するため、以下のビジョンに基づいて活動します。

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行くたびに新たな出会いと発見がある「通いたくなる」美術館

幅広い年齢層の、多様な背景をもつ人々が、美術作品を見て心を豊かにし、新しい価値観に出会って世界観を広げる。また、作品を前にさまざまな人と対話して理解を深め、互いの意見を認め合うことで豊かな精神をはぐくむ。愛知県美術館は、そのような場でありたいと願います。国際色豊かな充実したコレクションや、さまざまな地域と時代の美術を紹介する質の高い展覧会だけでなく、都市の中心部にある立地のよさを活かし、行くたびに新たな出会いと発見がある「通いたくなる」美術館を目指します。

中部圏の中核的な美術館

美術館の基本的な使命である、作品の収集、展示、保存・管理、調査・研究、教育・普及のいずれにも力を入れて展開します。美術館の国際的なスタンダードに基づくとともに、地域に貢献し愛される、中部圏の中核的な美術館として活動します。

過去と未来、地域と世界をつなぐ美術館

美術館の基本的な使命を果たすことで、美術作品とその歴史や記憶を過去からすくい上げ、人々と共有し、未来につなぎます。また、美術館と作品についての情報をアーカイブし発信することによって、私たちの活動を世界中の人々に伝えます。

アクセシビリティのよい都市型美術館

愛知県美術館は、日本を代表する都市のひとつである名古屋市の中心部にあります。アクセスのよい立地とバリアフリーの施設に加え、合理的配慮の取り組みを進めることで、愛知県はもとより、国内外からの幅広い年齢層の、さまざまな特性をもった人々が気軽に足を運ぶことができる都市型美術館を目指します。

出会いと交流の場となる美術館

美術作品にも人にも優しい、安らぎのある快適な環境をととのえます。美術館を訪れる人が、作品やアーティストとの出会いを通して多様な価値観に気づき、思索し、さまざまな考えをもつ人々と対話できる場を提供します。